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乙宝寺境内の盧舎那仏

 越後三十三観音の26番札所、弘法大師二十一カ寺では8番札所、そして蒲原三十三観音では番外になっている中条町の当寺を今回はゆっくりと散策してきました。国指定の重要文化財になっている三重塔はやっぱりいつ見ても立派だったし、本堂は昨年訪れた智山派の総本山「智積院」を思わせる外観だったし。 観音堂と本堂の間に大仏像が建立されておりまして、奈良の大仏か・・・、と台座に書かれている文字を眺めると「・・・盧舎那仏・・洛東大佛 1/20 ・・・」と刻まれている。う〜ん京都に大仏があったかぁ。
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 ネットで検索してみると豊臣秀吉が三十三間堂の近くに東大寺にならって大仏殿を建立。残念ながら慶長元年の大地震によって大仏殿もろとも大破。その後秀頼が意思を継いで再建したのですが焼失。果ては家康の言いがかりにより大阪の冬の陣、夏の陣に発展して豊臣家が滅亡してしまったそうな。


 乙宝寺の盧舎那仏が秀吉の建てた大仏の縮尺像であるか、真意のほどは別として、幾度となく札所へ通ってみると新しい発見があるもの。今回も霊場めぐりの奥の深さをまた垣間見させてもらった感じです。
2006/02/03 : あんくるとも