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神林村の六面石憧

 白蓮寺(越後三十三観音27番札所)でお参りを済ませた後にご住職との会話の中で「このあたりに古い石仏などはありませんか?」と尋ねてみたら、しばらく考えられた後に村の重要文化財になっている六面地蔵があるとおっしゃられました。R290号線に出るとお寺の屋根が見えるよとおおよその場所を教えて貰い、さっそく訪ねてみることにしたのです。吉祥寺という曹洞宗のお寺で、残念ながらご住職が不在で謂われはあるらしいが奥様は詳しいことがわからないということでした。
 最初は六道地蔵を六面体の石に彫っているだけなのかなぁと想像していたのです。吉祥寺の奥様に案内されて見ると六角のお堂に守られた六面の石像と対面。六体の仏様がきれいな姿で彫られています。堂宇の上を見るとそれぞれの仏様の木札があり、六道地蔵ではないことがわかります。正面から時計回りに「観音菩薩」 「地蔵菩薩」 「虚空蔵菩薩」 「弥勒菩薩」 「普賢菩薩」 そして「文殊菩薩」です。ここで驚いたのが弥勒菩薩。今までそう多くはありませんが、札所を中心に仏様を見てきましたが弥勒菩薩のお姿は拝見することがありませんでした。(上越地方にあるっていう話は聞いたことがあります)
 六という数字から想像できるのは六道地蔵菩薩と密教をちゅうしんとした六観音(七観音とも)なんですが、どういう謂われからこれらの菩薩様が選ばれたのか気になりますね。菩薩の数が6人・・・、いやいや確かもっと数が多いはず。

 神林村の重要指定文化財になっているのですが、神林村のHPには六面石憧の紹介はありませんでした。 Yahoo や Google で検索してみても六面石憧は数が少ないようですし、このようにはっきりとしたお姿をしているものはありませんでした。(もっと調べればあるのかもしれません)


 吉祥寺 : 岩船郡神林村桃川2662 Tel 0254-66-5358 


2007/10/07 : あんくるとも