One Shot Gallery


「国宝・銅造菩薩立像」

 妙高市関山神社の三社大権現本尊として祀られている観音菩薩像。両脇侍には文殊菩薩像と十一面観音坐像が祀られている。関山神社境内には他に妙高堂に阿弥陀三尊仏、関山の石仏25体などがある。
 常には非公開とされているが、2015年4月から5月まで長野市立博物館で「信仰のみち」という展示博に阿弥陀三尊仏や関山の石仏2体とともに展示された。
 以下に観音像に関する記述を記しておく。。



 主尊の観音菩薩像は飛鳥時代に朝鮮半島の百済から伝来したとみられる金銅仏です。眉に沿って刻線を入れる点は朝鮮半島の金銅仏に見られる特徴とされ、蕨手状の垂髪胸飾りの形、天衣や腰帯の形、体型などは法隆寺夢殿の救世観音像と共通しています。
 本像は法隆寺に伝わる数々の仏像を始め、飛鳥時代に我が国で制作された最初期の仏像に強い影響を与えたとされる百済仏の特徴をよく留めているため、朝鮮半島からの仏像様式の伝播のあり方と考える上で貴重な作例として平成21年に国の重要文化財に指定された。



  


2015/05/7 : あんくるとも